ナリカタデザイン相談室

犯罪のない社会の実現を目指し、「犯罪予防」と「デザイン」を掛け合わせ、犯罪を起こさない空間をデザインする事業『防犯デザイン研究所』。
ナリカタデザイン相談室は事業ブランディングにおける、全体クリエイティブディレクションを担当しています。

1. 『防犯デザイン研究所』設立までの経緯
日本における防犯は、防犯グッズや捜査などの「犯罪が起きてから効果を発揮するもの」が多く、犯罪が起きる前から対策している事例が意外と少ないのです。その点に着目し、犯罪学の観点から犯罪が起きる原因を考え、デザインの観点から犯罪を予防する方法を企画し、社会に実装していく『防犯デザイン研究所』の構想が生まれました。

2. 『防犯デザイン研究所』の取り組み
犯罪が起きる原因を人に求めるのではなく、犯罪が起きる場所に原因を求める『犯罪機会論』という考え方があります。防犯デザイン研究所の事業ではこれをもとにして、犯罪の機会を与えない空間づくりに取り組みます。今後、犯罪を予防する『物理的な空間の設計』、危険な場所・安全な場所を見極める『景色解読力』の提供を考えています。

3. キービジュアルのデザイン
両端からグリーンとパープルの２色のスポットライトがタイトルを照らし、光が当たった部分の文字がクリアに見えるというキービジュアル。「犯罪予防」と「デザイン」という２つの視点が交わることで、犯罪のない社会の実現が近づいてくることを表現しました。キービジュアルは、WEBサイトや、リサーチ結果を紹介するインフォグラフィックに展開し、ブランド全体のイメージを作り上げています。