ナリカタデザイン相談室

ほんのれん

2023-更新型ライブラリーサービスのブランディングデザイン
  • CLIENT
    丸善雄松堂株式会社 + 株式会社編集工学研究所
  • CATEGORY
    Branding
こんな相談
問いと本で対話をおこす、毎月更新される一畳サイズのライブラリー。ブランディングで新しいサービスのイメージをつくり、知のネットワークを広げていきたい。
「ほんのれん」は、会社や学校、地域施設の中で、コミュニケーションのハブとなる装置です。一畳サイズの本棚には、リベラルアーツ100冊の「百考本」と、対話を促すテーブルが備えられています。今考えたい旬な「問い」と一緒に毎月届く5冊の「旬感本」は、のれんのようにかけることで、アイキャッチとして機能します。テーブル上の「ほんのれんクロス」は、「対話」と「問い」によって変化していく利用者の考えを、書き込むことができ、次の誰かの新しい思考を刺激します。「ほんのれん」は、「本の連」でもあり、江戸時代に文化を次々と生み出した経済文化サロン「連(れん)」のような創造力とネットワークを、組織や場の垣根をこえてつくりだします。

ナリカタデザイン相談室は、ブランディングデザインを行うクリエイティブチームMIDORISのメンバーとしてこのプロジェクトに参加しました。ロゴマークは「本」の漢字をベースに、「百考本」と「旬感本」を表した2枚ののれんを加えた造形です。そこからプロモーションツール、カタログ、本棚、毎月のグラフィックツールまでトータルでデザインを行いました。

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